その一分が遠いのよ

アラフィフのおとうさんが体力の低下に抗いながら走ったりします

マラソンを始めたきっかけと「初めての一冊」

あれは一昨年の5月。
飲み会の席で先輩たちが突然始めたクリック合戦。

面白がって参戦したら一番最初につながってしまった。酔った勢いもあってそのままエントリー。
初のフルマラソンは2017年の湘南国際でした。

ラソンどころかランニングの習慣すらなかったけど、半年ちょっとで走れるようにならないとイカン。

藁にもすがる思いで購入した「練習ゼロで完走できる 非常識フルマラソン術」
ナメたタイトルだよねw

これがどうしてなかなか。
序盤の精神的支えに留まらず、本番でも役に立った項目がいくつも。

24時間マラソンのプロデューサーが実体験から導き出した「素人を無事にゴールさせるためのノウハウ」をフルマラソン向けにまとめた内容。

「どうせ、フルマラソンを走れば痛く、辛くなるよ。練習で同じ思いをして嫌になるぐらいなら、一度成功体験をしてから練習したほうが長続きするんじゃない?」と。

ランナーの不安に寄り添いながら、6時間以内でのゴールを目標にしているので、スピードについては全く重視していないのが潔いw

・脚の温存が最大の肝です。

・水の入ったコップを乗せたお盆を持ったイメージで「すり足」→徹底して膝へのダメージを防ぐ

・とにかく身体のバネを使ってはいけません。跳んで走るとかならずひざをやられます。

・足首もなるべく動かさないように極端に意識します。足で踏み切る意識は捨てましょう。

・コース取りはなるべく最短ルートを通りましょう。
→そのためにドリンクやエイドも全て身に付けろという徹底ぶり。
そこまで極端には実践しなかったけど、本番で細身のボトルを携帯して、序盤の混雑した給水所をスキップしたのはウエイト増を補って余りある効果だったと思います。

・テーピングで全身をガチガチに。
レーニングを積むにつれ不要になっていきましたが、大きな筋肉を使えるように、足首をしっかり固めるのは本番でも実践。これはフルマラソンの度にやると思います。効果絶大でした。

ウルトラとかトレランにチャレンジするとき(ことがあれば)に、もう一度読み返してみようかな。f:id:nochibo3:20191108212926j:plain