その一分が遠いのよ

アラフィフのおとうさんが体力の低下に抗いながら走ったりします

月例青梅マラソンにいってきた

青梅マラソン

 

30kmという距離ながら、あの高橋尚子さんが「アップダウンが激しいのでフルマラソンと同じ消耗度です」と評したハードなレース。

そのコースを月一で走る漢がいる。

 

まっさんである。

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※角皿のカレーはペース配分が難しいらしいよ。

 

今回、後輩のOKさん(もう少しでサブスリー)と走るというので、厚かましくも押しかけてきました(汗)

 

目標ペースはこんなカンジ。

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(©petaさん)

 

スタート近くのコンビニで待ち合わせ。

お二人とも勤務明けとのこと(!)

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※ヴェイパーFK(賞味期限間近)でGO!

 

ワタクシといえば昨日はジョグの後に銭湯で交代浴でコンディショニング。

しかも娘と一緒に7時間も熟睡。

湘南国際の時より念入りだ。

 

これは言い訳できない(汗)

 

 

スタート地点まではジョグで。

こんな看板があるんですね。

地元の誇りを感じる。
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出だしは信号に捕まったりしながら少しスロー気味にポクポクと。

お二人ともクセのないフォームでとても追走しやすい。

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アメフトで鍛えたというOKさん。

お会いしたときはブルドーザーのような走りを想像したのだけど、登りも下りも水が流れるようにサラサラと進んでいく。f:id:nochibo3:20191230160539j:image

ノッてくるとペースが上がり続ける。

ときどきまっさん先輩に「ちょっと速くねーか?」とコントロールされていたのが面白い(*^_^*)

 

そんなこんなで15kmの折り返し。

ペースの上下はあったけど
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ここまでキッチリ4:30/km!
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OKさん、まっさん、流石である。

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折り返してからのターゲットペースは4:20/km

ワタクシのフォームの乱れを感じとったか、まっさんがOKさんの真後ろを勧めてくれる。走りやすい!

 

走りやすいが、

 

ちょ!速くね?!

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肩甲骨をほぐし、呼吸を整えてOKさんを追うが、20km過ぎの登りで完全に遅れてしまった。食らいつくまっさん。二人の背中が遠くなっていく。。。

 

単独走になると心の弱さが顔を覗かせる。

これを叩き直したくてここまで遠征してきたのに(T_T)

ペースダウンして心拍も呼吸も持ち直したのに、キロ5前後でアップダウンに翻弄されるだけの情けないジョグペース。。。

「残り5kmからは」「残り4kmからは」

何とか持ち直したいけれど脚が出ない。
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雨も降り出し、消えてなくなってしまいたいような気持ちでトボトボとゴールに向かっていたら信号に捕まった。

ここで携帯していたドリンクを飲み干したら、何だか気持ちを切り替えられたみたい。

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(道を間違えてもう一度止まったのもレストになったことは内緒w)

 

ゴールに近づいたところで、ペースダウンでの低体温を心配したまっさんが上着を持って折り返してきてくれていた。優しさに涙が出そうになった。

「ラストだけでも気張らせて下さい」と逃げるようにダッシュ

思ったより残りの距離が長くてキツかった(汗)

 

スタート地点のコンビニでOKさんに待たせてしまったお詫びをしながらEPSONを止める。

150m足りなかった(汗)

 

まっさん号(なんでも積んである。理想のおもちゃ箱)から椅子をお借りしてしばし振り返り。
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その後冷えた身体を駅前の温泉で癒やす。

水風呂もじっくり浴びながらのサブスリー談議。いろいろ話せて楽しかったし、何より刺激をもらえた。

 

走っているときの歩行者や自動車への振る舞い、同じ時間を楽しく過ごすための心遣い、メンドクサイおじさんとの接し方(笑)、当たり前なんだけどなかなかできない色々をお持ちの、気持ちの良いお二人でした。

 

また鍛え直してご一緒したい。

今度は喰らいつきたい。

有意義な時間をありがとうございました!

 

・・・

単独走になって、落ちすぎてしまうペース。

ラストに頑張れた底力。

でもそれを最後にしか出せなかった気持ちの弱さ。

 

自分が持っているもの、足りていないもの、そして何より「サブスリー」を宣言してそこに突き進む強さと、自分との差を目の当たりにした一日でした。

 

折よくも年末年始。

もう一度しっかりと目標設定をしなおそうと思います。

 

 

あ、あと省電力モードにしていたスマホのアプリがとんでもない誤差出してた(笑)

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サブ35ペース。

 

 

 

おしまい。