【2023/4追記】
2022年はドロップバックがなくなったので50ー60km辺りで若干のペース変動があったようですが、コースプロファイル(後半キツイ)は変わらないので、2024年参加の方にもある程度の参考にはなると思います。
いよいよ開催できそうな流れになってきてちょっとテンションが上がっています。
エントリーしたのは100kmを走る「FUJI 4LAKE 100km」
Trans70への未練を断ち切る目標達成のために当日の戦略を立ててみました。
【現状】
3月後半の超ロング走二本でつかんだウルトラマラソンの想定ペース。
あとは平均勾配の大きい本番のコースにどのように合わせていくか。
①3/20 60.98km(5:04/km) 獲得標高457m(0.75%)
②3/27 89.80km(5:01/km) 獲得標高594m(0.66%)
チャレ富士 100.0km 獲得標高845m※(0.85%)
※まっさんより「1,000m近くあるよっ」との情報アリ。
そうすると1%前後か・・・。
②の90km走は、信号待ちや小休止等も込み込みで7:43:55(5:10/km)
この辺りを大崩れしない現実的なペースの基準として本番を想定してみます。
【必要なペース】
100kmを目標タイムでゴールするために必要なペースをまとめてみました。
あれ?補給を効率化すればサブ8.5まで狙えちゃう?
ちょっと色気が出そうになりましたが、信号待ち、高低差、平地より10%前後低い酸素濃度、等を冷静に考慮すると「サブ9」が現実的ですよね(^_^;)
では必要ペースをどのように割り振るか?
2019年のリザルトをもとに色々な数字を拾ってみました。
【完走者のゴールタイム構成比】
サブ9で上位約3%。
これはフルマラソンにおけるサブスリー(2.5~3.2%ぐらいの試算が多いようです)と概ね一致しますね。
やはりサブ9までが身の丈に合った目標に相当するカンジ。
【コース高低図】
100km(オレンジ)だと40km前後と90km過ぎの急な上りが目に付きます。
【ゴールタイム別の平均スプリットと区間ラップ】
やはりどのレベルでも40kmの上りでラップがカクンと落ちていますね。
ん?そのまま高低差にかかわらず苦しんでいる印象?
グラフにすると60kmまでのラップにも一山ある印象。55kmからの上りが短いながら急みたいですね。
そのまま後半の疲労でペースが落ち続け、90km以降の上りで止めをさされると(T_T)
【区間ラップと目標ペース】
まあ落ちるものはしょうがない。そこまで織り込んでペース配分してみましょう。
ゴールタイムを100としたときに、10kmごとの各ラップにどれぐらいの時間が掛かっているか?
当たり前ですが後半の比率が高いですね。
目標タイムにラップの構成比を掛けてみるとこんな感じ。
サブ8.5の猛者たちでさえラストの10kmに一時間以上掛かってる!!!
何だかその事実を知っているだけでも、90km以降に撃沈しても心折られる可能性が減りそうな気がしてきました。
「だってしょうがないじゃん」てw
※ちなみにこの年のサブ8.5達成者で12位。偶然にもみずさんでした。
気になるラスト10kmのラップを調べると。。。
ちょっ!
ラストほとんど落ちてないじゃないですか!!!
足柄男塾。おそるべし。
話を戻します(^_^;)
さらにそれぞれの目標ラップをペース換算してみるとこんな感じ。
参考に50kmまでとそれ以降の平均も算出してみました。
サブ9だと前半は㌔5巡行、90kmまでは㌔5:30を見ずに我慢し続けてラストに脚を残すような組み立てでしょうか?
あとやっぱり速い人達は後半の落ち込みが少ないな。
あれ?色々分析してみたけど、
当初のざっくりした戦略とあまり変わってねえw
参加される皆さん。頑張りましょうね!
おしまい。
※スターやコメントを頂けると、嬉しくて練習のペースが上がります!