その一分が遠いのよ

アラフィフのおとうさんが体力の低下に抗いながら走ったりします

砂浜ランと生き物とか

このブログはランブログですが「生き物」カテゴリを置く程度には生き物好きです。

と言いつつ、ここしばらくは週報を垂れ流すだけのサイトになっています(^_^;)

久しぶりに砂浜ラン&生き物観察を楽しんできたので、Tweetを連投するのではなくブログ記事にしてみました。海の日だしね(書いてから気付いた)

 

せっかくの三連休ですが、週末の疲労が残っていたのでワラーチでゆるっと砂浜ジョグ。海の家の開店準備をしているラン仲間を発見(*^_^*)

スペシャルドリンクごちそうさまでした!生き返った。

江の島は引き潮で「トンボロ」になっていました。

何度もツイートしていますが、向かい合ってぶつかる波の動きが複雑で面白いです。

ずーっと見ていられる。

時折波打ち際でボイルが起きていました(近づいたら終わってしまった(^_^;))

浅瀬に追い込まれた小魚か?波に洗われた底生生物か?

捕食者が確認できなかったのが残念ですが、スズキかクロダイでしょう。

 

遠浅の海岸には取り残された小さな入り江が沢山できます。

小魚の群れが入り込んでいたりして、サンダルを脱いだ女性がキャーキャー言いながら渡っていました。

でもね。こういう波に運ばれた浮遊物の多い場所にはヤツラがいます。。。

おわかりいただけただろうか。

波に揺れる海藻のあいだを素早く泳ぎ回るちいさな生き物。

正体はこんなの。

マリンレジャーで、クラゲほどではないけど「何かに刺されてピリピリする」なんてことがありますよね?「ピンピン虫」とか、サーファーには「チンクイ(言い方よw)」なんて呼ばれていて、多くは肉食性のプランクトンに鼠径部や脇のように肌の弱いところを嚙まれて起こります。

こいつらも犯人の一味です。

特に毒があるわけでもなく、嚙まれても「痛痒い」だけなのですが、極端な例ではこんなことになるみたいです。

海に浸かって眠ったりはしないほうが良さそうね(T_T)

【閲覧注意】サムネからエグかったのでテキストリンクで。。。

海から上がった少年の足に出血を伴う無数の穴ができるホラー現象発生、その原因とは? - GIGAZINE

観察している間にも足指のあいだに入り込んでくるので早々に退散(^_^;)

 

流れ込みで脚を洗って「腰越漁港」へ。

港内の浅瀬には当歳生まれのアオリイカが沢山いました。

小さすぎて写真ではわかりませんね(3cmぐらい)

とても高値のつく美味しいイカです。秋になったら久しぶりに釣りに来てみようかな。

係船ロープの下にはカゴカキダイの小さな群れが。

アップしてもよく解りませんがこんなの。

鳥羽水族館のHPからお借りしました

熱帯魚みたいな小粋なストライプですが、食べると美味しいらしいよ?

近くにもう少し小さい横縞の魚が

※おさかなの縞は魚体を縦にした時の向きで呼びます。

なのでカゴカキダイは「縦じま」

こっちの小魚は「横じま」

たぶんオヤビッチャ

熱帯魚みたいな小粋なストライプですが、食べると以下同文

 

船揚場の浅瀬には捨てられたレジ袋(いけません)

レジ袋の下。護岸に生えた海藻の塊の色が濃い部分。

これぜんぶ小魚です。1cmぐらいの「ゴンズイ

 

 

海遊館HPよりお借りしました

 

海に住んでいますがナマズの仲間。

 

背鰭と胸鰭に毒針があるので嫌う釣り師が多いけど、口髭ととぼけた表情がかわいいです(*^_^*)

熱帯魚みたいな小粋なストラ、、、しつこい。

けどナマズの仲間だけあって淡泊で美味しい魚です(昔食べた)

 

足元に大きなサザエが!と思ったらゴリゴリ動き始めました。

オニヤドカリですね。名前の通り巨大なヤドカリ。

夜の漁港で沢山獲れます。

殻から出した姿はちょっと不気味だけど、やはりエビやカニの仲間。味噌汁に入れると美味しいよ。

 

江の島周辺は都市型大河川の影響もあって決してきれいな海水ではないのですが、慣れるとちょっとのぞき込むだけでいろいろな生き物の姿を観察することが出来ます。

このワンカットだけでも「ムラサキウニ」「アナハゼ」「ハオコゼ」「ニザダイの稚魚(たぶん)」が写っています。

今回驚いたのはこの魚。

まさかこんな小場所にまで入り込んでくるとは知りませんでした。

って言っても写真ではぜんぜんわからないw

アオリイカの群れを眺めていたら係船ロープが、、、動いた???

アカヤガラの稚魚(って言っても30cmオーバー)でした。

体長のわりには可食部分が少ないこともあって「超」のつく高級魚です。

アオリイカよりこっち釣りに来ようwww

 

ランナーのフリをしたおさかなマニアが興奮して見つけたものを貼りまくるだけの記事でしたが、自然の中の「違和感」を見つけられるのは生き物屋だけじゃなくてトレラン等のスポーツにも必ず活きるスキル。

熟練のバードウォッチャーには、同じように我々には見えない色々なものが見えているんだろうな。と思うと。鳥の観察ももう少しちゃんとやりたいな。と。

 

 

【番外編】

帰り道。

めっちゃ低い位置にセミの抜け殻がありました。高所恐怖症?w

触角の節の長さが同じだから、たぶんミンミンゼミ。

 

おしまい。

※スターやコメントを頂けると、嬉しくて練習のペースが上がります!