その一分が遠いのよ

アラフィフのおとうさんが体力の低下に抗いながら走ったりします

「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」に行ってきた

年初のブログ記事内で。

2022年の目標ですが、先ずはウルトラでサブ9を目指します(ドヤァ!)

などと書いていたのですが(^_^;)

サブ9.5にすら届きませんでした。穴があったら入りたい。。。

最低限欲しかったグランドスラムの条件「サブテン」はゲットしたことを素直に喜びつつも、今後のために振り返っておきたいと思います。

とはいってもアイキャッチ画像に使用したイラストが全てなのですがwww

 

1:30起床。準備や抗体検査。

富士急ハイランドの駐車場からシャトルバスで4:00会場入り。

知り合いのランナーさんたちとワイワイ。

戦闘力がインフレ気味の皆さんと。久しぶりにピヨピヨ感が半端ないw

当てられてぶっ込んでしまうのも怖いので少し後ろからスタートすることにしました。

スタート地点には応援に見えていた晴輝さん。写真ありがとうございます(*^_^*)

@晴輝スポーツ

Start     00:00:32

※想定タイムは2019年度のサブ9達成者の傾向から設定しました。

 
~10km    00:48:57    ラップ0:48:25 順調

(想定タイム0:49:02)

出だしは下り基調。Around90のときと同じぐらいの出力を意識しながら丁寧な接地でポクポク。

こーへ―さんと合流。少し速めだけど着地衝撃は抑えられているので着かせて頂く。

 

~20km    01:37:23    ラップ0:48:26 順調

(想定タイム1:39:01 想定ラップ0:49:59)

沼さんともしばらく共闘。故障明けだけど体幹の強さを感じさせる安定したフォームは健在でした。

こーへーさんと「着かせてもらっていいですか?」と言ってきたランナーさんと三人で山中湖のまわりを心地よいペースで。

この区間も少し速めだけど不安はなし。

そう思えたのはAround90でしっかりペースを刻めたからこそ。企画に感謝(*^_^*)

 

~30km    02:28:52    ラップ0:51:29 トイレ一回

(想定タイム2:28:09 想定ラップ0:49:07)

この辺りで腸の中の残党が自己主張を始める。

良いリズムで着かせてもらっていることに若干の未練を残しつつも23.8km地点のエイド「わいわい広場」のトイレが空いていたのでピットイン①

20kmまでの貯金を使い切ってしまったけど、むしろ計算しやすくて良いぐらいの気持ちで、ここまでと同じ出力を意識。

118kmで完走を目指すランナーさんを追い越し始めることもありテンションはあがりつつも冷静に走れたと思います。

 

~40km    03:20:54    ラップ0:52:02 順調

(想定タイム3:19:59 想定ラップ0:51:50)

この区間は順調でした。

特に時計は気にしていませんでしたが、見事に想定通りの区間ラップで通過。

30km過ぎで晴輝さんの応援ポイント(力もらいました!ありがとうございます)

@晴輝スポーツ

しばらく進むと前を走るランナーさんの足元に「T2ソックス」

視認性高っ!

118kmにチャレンジされていた「T2 R.C.」仲間のちょーすけさんでした。

エールを交わしてパス。レースでのこの感じは本当にパワーをもらえます。

 

~50km    04:20:03    ラップ0:59:09 トイレ1回

(想定タイム4:10:40 想定ラップ0:50:41)

43kmぐらいで同じく「T2 R.C.」の100マイラーGengoさんに遭遇。

信号待ちを挟んで少しお話しながら並走(*^_^*)

 

先ほどのピットインで時間を気にして出し切れなかったのか?

お腹に少し違和感があったので45.0km地点のエイド「富士河口湖町役場駐車場」でピットイン②

ここのあと再びGengoさんをパスw

どうしても「くろ玉」が食べたかったので47.5km地点の「富士河口湖町観光連盟」にも寄りましたw

ここは事前に確認して一回にまとめろよと(^_^;)

せっかくの下り区間なのに9分近いビハインド・・・。

サブ9が現実的ではなくなり、この辺りで少し気が緩んでいたかもしれません。

 

~60km    05:18:44    ラップ0:58:41 トイレ0回

(想定タイム5:06:16 想定ラップ0:55:36)

足先に痺れを感じるとともにペースの維持が難しくなってきた。

ハンガーノックを疑って50.8km地点の「大石公園」でドーナツとミニトマトを補給。

次も外せないエイドw56.0km地点の「足和田出張所」で桔梗屋信玄餅派生商品と湘南ゴールドエナジーを補給。

トイレに行っていないのに3分のビハインド。美味しかったからいいか(*^_^*)

 

足和田出張所から西湖への激坂、多くのランナーが歩いている中をポクポクと登る。

その中に歩きと走りを繰り返すSSさんを発見。「キツいねー」等とやり取りしながらパス。

登りに強い実力派トレイルランナーを抜かしたことで、自分の中でテンションが上がる。このあとトイレの繰り返しで計4回も会うことになるとも知らずに(^_^;)

 

~70km    06:30:26    ラップ1:11:42 トイレ2回

(想定タイム6:02:20 想定ラップ0:56:04)

西湖以降は単独走のシーンが増えますが、118kmのランナーさんをポツポツと拾ったり、アップダウンの得手不得手で抜きつ抜かれつになる100kmのランナーさんと少し話したりしながらモチベーションを維持します。

 

60.2km地点「旅館樹海荘」でお目当てのういろうをゲット。

2回目までとは違うお腹の違和感があったので食べずにポケットへ。

エイドを出た直後からゴロゴロゴロ・・・。

次のエイドまで持つのかと不安になったところで天の助けが!

@Google

61.4km「西湖公衆トイレ」にピットイン③

@Google

68.2km精進湖畔駐車場

はい、バカです。自分でもほんとうにバカだと思います。デモタベタカッタノ。

またもやエイドを出たところから一歩ごとに「グギュルッ♪グギュルッ♪」とお腹の中で大合唱(T_T)

人間の尊厳にかかわるレベルで括約筋をめぐる大攻防戦。

ロボットのように階段を下り69.5km他手合浜公衆トイレにピットイン④

この区間だけで15分近く浪費。トータルでも28分のビハインド。

あれ?サブ9.5にも黄色信号?(T_T)


~80km    07:30:42    ラップ1:00:16 トイレ1回

(想定タイム6:58:37 想定ラップ0:56:18)

70km過ぎ。旧精進小学校エイド入口でSSさん、まっさんとスライド。

ああ、やっぱりどこかのトイレの間に抜かされてたw

 

ちょっと頑張って追いつき共闘したい気持ちもよぎったけど、問題のお腹はまさにこんなカンジ・・・。

一行で笑ったら寝ろ 【43】 肛門「 / たにたけし - ニコニコ漫画

77.4km西湖野鳥の森公園駐車場でピットイン⑤

「あ!ヤバイ?!」という瞬間を何度も乗り越え、トイレでスパッツの裏側を確認してホッとする。でも水みたいなのがチョロッとでておしまい。みたいな(キタナイ話でゴメンナサイ)

 

トータルで32分のビハインド。

この辺りでサブ9.5も諦めはじめ「㌔6でも余裕でサブテンだし」という弱気が頭をよぎる。

多分今回一番ダメだったのがこの思考。

タラレバですが、これがなければ9.5は狙えたような気がしています(T_T)


~90km    08:35:23    ラップ1:04:41 トイレ2回

(想定タイム7:56:06 想定ラップ0:57:28)

84km過ぎ。西湖からの下り激坂を、崩壊の危機におびえながらソロリソロリと下っているところでゆーみんとスライド。

あとで体調が悪かったことを知りましたが、SSさんでさえ歩きを混ぜていた激坂を力強く登っていました。カッコヨカッタヨ。

 

下り切ったところ、85.2km足和田出張所(復路)でピットイン⑥

回収バスが待機していることもあり100km・118kmともに疲れて小休止気味のランナーも多く、流されて少しのんびりしてしまいました。

走り出しから再びお腹がギュルギュル・・・。

この辺りで「T2 R.C.」仲間のJUNPEIさんともスライドしたけど、ゴメンナサイ別の戦いに必死で塩対応だった気がします(^_^;)

 

這う這うの体で公衆トイレを見つけてピットイン⑦

89.0kmさかなやワンド

トイレを出た後に時間をかけてBCAAやカフェインを摂取。

諦めているのか、ラスト10kmにかけているのか、振り返ってみて本当に意味不明な行動だったと自分に腹が立ちます(T_T)


~Finish    09:34:17    ラップ0:58:54(想定タイム9:00:00 想定ラップ1:03:54)

90km以降の残り2つのエイドはスルー。

この辺りで一緒になるランナーさんは序盤でパスした118kmの皆さんとは違い「たった45分のスタート差で僕より18kmも長く走ってきた猛者」や同レベルの100km出場者。

何となく「戦友」みたいな雰囲気を楽しみつつ、リズムの良いランナーさんを目安にペースを維持。

 

その途中で追い抜いた(今回4度目の遭遇www)SSさんに「またトイレ??」「もうゴールまではいかないですよね?w」とエール(?)をもらい最後の上り坂へ。

 

ここは過去の傾向を見ても、トップ選手が㌔6近いという難所。ほとんどの人が歩いています。

疲労の溜まったハムはなるべく使わずに、腸腰筋の引き上げで重心を前に落として前へ前へ。苦しくなるとあえてストライドを広げることで使う筋肉を分散。

サブ9.5はちょっと厳しいけれど、ここまでご一緒したランナーさんを置き去りにしたり、前のランナーさんをごぼう抜きする快感にテンションが上がり「1分でも2分でも早くゴールしよう」と前向きに。

なんで~90km辺りからそのマインドで粘らなかったのかと(T_T)

ふたを開けてビックリ。想定ラップより5分も速く通過していました。

これは日頃の坂道ジョグやゆるトレイルの賜物ですね。

地味な内容でも、積み上げてきた獲得標高は裏切りませんでした。これは素直に嬉しい(*^_^*)

 

ここをスムーズに通過できたことで、頭の中にはタラレバ盛りだくさんw

 

ラストは平地になるのですが、どう頑張ってもペースを上げることができませんでした。「これは出し切れた証拠」と無理やり納得しながらゴール!

意外と涼しい顔してやがるなw

ゴールゲートでGPSウォッチを見ると累計距離が99.91kmぐらい。

100kmのログを残したかったので止めずにそのまま計測タグを返却。更衣室に向けて80mほどをヨロヨロと走りましたw

 

おしまい。

※スターやコメントを頂けると、嬉しくて練習のペースが上がります!