その一分が遠いのよ

アラフィフのおとうさんが体力の低下に抗いながら走ったりします

新しいシューズのこととか(メタスピードスカイ)

衝動買いしたASICS「メタスピードスカイ」がとても良かったので紹介記事です。

結論からお伝えすると、秋のフルマラソンはヴェイパーではなくこちらで行こうと考えています。

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はじまりはooi練。恒例となった「ラン後にみんなでスポーツショップ」w

メーカーは「ストライド走法用」と記載していますが、その辺りの確認も含め私のスペックや走り方の特徴を棚卸ししてみました。私と同様メーカーの謳う「ASICS史上最速」とか「サブ2.5」というワードにビビっている方の参考になれば(^_^;)

※興味のない方は②へGO!www

 

①のちぼうというランナー

年齢48歳(1972生まれ)

身長175cm、体重62kg

小高:サッカー部、中学バドミントン部

大学:ガチ系基礎スキーサークル&工事現場アルバイト

社会人:アルペンスキー&入社から2年は配送部門で肉体労働

現在特に筋トレはしていませんが20代までの運動の貯金で活動できているタイプのオジサン。

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PB※社会人(VDOT)

フル  3:01:20(53.1)

ハーフ 1:26:26(53.4)

10km   40:15(51.6)

5km     18:38(54.1)

1km    3:23(51.3)

ハッキリとスタミナ型ですね。スピ練コワイ(T_T)

 

着地はフォア~ミッド、シューズの外側から着地するタイプです(後述)

先日のフルマラソンは㌔4:18で平均ピッチ199。いつも周りのランナーさんとリズムが合わないぐらい細かいピッチ。自他ともに認めるピッチ走法ですね。

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ところがASICSさんの定義は少し違うみたい。ピッチの絶対値だけじゃないのね。

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よくわからないので自分の各ペースのピッチとストライドを書き出してみました。

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速度に対してはピッチよりもストライドのほうが相関が高いな。でもピッチも変動してるな。ますますワカランwww

 

そんなあなたのために公式サイトに判定ツールがあります。

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ワタシへのおすすめはスカイではなくエッジだそうです・・・見なかったことにしよう(^_^;)

※余談ですが結構適当な数字を入れてもほとんどスカイをすすめてもらえませんでした。

公式サイトから買ったから、購買記録を基にエッジを買わせようという戦略だと思い込むことにしますw

 

②メタスピードスカイというレースシューズ

レースシューズ。そうレースシューズなのですw

それをすっかり忘たまま展示品を何の気なしに試着したら前足部のクッションに一目惚れ!メーカーはストライド走法用と謳っていますが、そんなの関係なしにLSDやウルトラで履きたいなと。

 

というのもワタクシワラーチランの影響でミッド~フォアフット着地。

こう書くとカッコ良さげですが「カカトをつくと上手く走れなくなっちゃった残念なランナー」

クッション重視のNIKEエピックリアクト履いても、HOKAリンコン履いても、もっともっと前足部にフォーム盛ってほしいと思いながら走っていました。

 

見てこの厚み(*^_^*)f:id:nochibo3:20210608211933j:image
アルファフライやヴェイパーの後足部はアッパーとミッドソールの境目が内外で異なって、見かけの厚さよりも地面と足裏の距離が近かったりしますが、メタスピードスカイは見た目通りの厚み。このボリューム感でアンダー200gってちょっとすごいです。

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走り出すとショップで歩いた時の感想から一変。クッションよりも反発を感じます。

ヴェイパーほど強烈ではありませんが踏み方に応じてしっかり返ってきてくれる(*^_^*)

(あれ?LSDやウルトラじゃなくてフルの35㎞以降でも良さげじゃね?と思ったポイント)

ASICS「○○ライド」シリーズ同様のつま先のカーブも気持ちよく重心を前に運んでくれます。

 

高さはありますが幅もある。ヴェイパーのような左右の不安定感はありません。

代わりに小指側から母指球に一瞬で抜けていくような独特の荷重移動も起こらないのでヴェイパーから履き替えた瞬間は違和感がありました。

左右方向の力の流れをコントロールしたい(できる)方にとっては素直な性質ではないでしょうか。ワタクシはできませぬが。

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ソールの広さにアッパーも合わせてあるので個人的にはちょっと幅が広い(T_T)

少しアッパーが変形するまでシューレースを締め上げないと前足部が動いてしまいます。

バカ売れしてナロータイプも発売されないかな。

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シュータンは薄いタイプ。

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つま先のみがアッパーにつながっているタイプなのでフィッティングの自由度は高いです。

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私の場合NIKEでもNEXT%やターボⅡといった非ニットタイプのシューズは外側のアッパーを少し変形させないとフィットしません。。。ただメタスピードスカイは踵の収まりが良いので、上記のシューズほどシビアにフィッティングさせなくても先日の30km走でマメや黒爪はできませんでした。

(あれ?ヴェイパーよりも細かいダメージ少なそうじゃね?と思ったポイント)

アウトソールは薄いゴム一枚。

外側がかなり踵のほうまで伸びているので、意識してカカト着地をしない限りはミッドソールの素材が削れることはなさそうです。

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この「FF BLAST TURBO」というミッドソール素材。
とても軽いのですがちょっと弱そう。摩耗についてもそうですが、どこかに強くぶつけると欠けてしまいそうな素材感です。

そして何より「臭い」(T_T)

「これぞ合成樹脂!」という接着剤のような香りにほのかに混じる歯医者さんの香り。

今も六畳の部屋の中でその存在を住人の嗅覚にアピールしています。

消えるのかな、これ?

 

アウトソールは薄いうえにパンチングでさらに軽量化されています。

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グリップが心もとなく思えたのですが、雨中の30km走では濡れたアスファルト新横浜公園のペイントされた滑りやすいコースも全く不安なく走ることができました。

(ああもう雨だったらヴェイパーではなくこっちでフル走ろうと思ったポイント)

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ドロップは5mmと少な目ですが、フォアのボリュームが多い分ヒール側のフォームもてんこ盛りとなっています。

まあ「カカトをつくと上手く走れなくなっちゃった残念なランナー」は滅多に使用しないパーツなのですがw

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「そんな滅多に使用しないパーツ」を使う数少ないシーン。

東京チャレンジマラソンで採用して効果のあった「疲れたのでカカト着地で一休み作戦」www

この用途に限って言えば、ある程度カカト着地を切り捨てているヴェイパーとは明らかに異なります。

優しく衝撃を逃しつつ、ソールの形状に沿ってなめらかに転がってくれる(*^_^*)

(ヴェイパー様、今までありがとう!この秋はメタスピードスカイと35km以降を戦い抜きます!と決めたポイント)

 

ベタ褒めしたけど気に入らない点も。。。

 


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高っけ〜のよ(T_T)

練習用シューズどうしよ。。。

 

 

おしまい。

※スターやコメントを頂けると、嬉しくて練習のペースが上がります!